3月12日より白馬八方尾根スキー場にて開催されました。
「第50回全日本スキー技術選手権大会」が終了しました。
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今年で27回目の挑戦となる大会でしたが、予選19位、本選104位で決勝には進めず、ご声援いただきました皆さんのご期待に答える事が出来ずに本当にすいませんでした。

予選では、今期調子のよい大回り種目で良いフィーリングを掴んでいましたが、本選の1種目目のウサギゲレンデの大回りで259点と点数が伸びなかったのが大きな原因となりました。調子が良いと少し油断をしていたのかもしれません。
本選からもう少し力が出せるように、自分のコンディションも含めて考えてゆかなければいけないことを痛感しました。

今年は決勝でも良い成績が出せるようにとトレーニングをしていただけに本当に悔やまれる結果でしたが、この悔しさを次への力に変えるべく気持ちを整理して前に進みたいと思います。

大会では、当スクールの渡部コーチが昨年を上回る成績を残し健闘してくれました。事前の調整から本人が諦めないで努力を継続した成果だと思います。これを弾みに更なる飛躍を期待したいです。

また、大会は評価の観点が明確になり、選手は何をすれば良いのかが意識できる状態の中で競技が進行しました。それにより滑り全体にスピード感が増し、弾む躍動感とともに印象に残る素晴しい滑りが多く見られました。
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中でも私が所属する新潟県スキー連盟の選手の活躍が目立ち、特に男子優勝の吉岡選手をはじめ新潟県の選手団みんなが一丸となって活躍した事が個人的にも嬉しい事でした。
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そしてHEADチームとしては、今回は残念ながら優勝者や優勝を争う選手はいませんでしたが、それぞれが力を出し切り素晴しい滑りをしていました。大きなチームを牽引する立場としては反省しなければならない事は沢山ありますが、大きなエネルギーを選手に注入できるようなそんなチーム作りを目指したいと思います。

大会が終わるどっと疲れが出るものですが、時は進んでいます。少し教養をとりながら自分の進むべき道に向かって取り組んでゆきたいと思います。

最後になりますが、今回も多くの方々にご声援・ご支援を頂きながら大会に出場する事が出来ました。この場をお借りして改めて御礼申上げます。
「本当にありがとうございました。」
そして、私の現役生活はもう少し続きそうです。今後ともまたご声援宜しくお願い致します。

自分に納得の行くまで努力を諦めない!そんな気持ちで次の1年を過ごしたいと思います。