null
5月4日の夕方ランニングに出かけた。
その道は小学校の通学路。

家から学校まで2.5キロくらいの道のりになるが、何回か経路が変わった中でも最長のコースを走った。
子供頃はとても時間がかかったように思えた道のりだったが、実際に走るととても近く思えた。

その途中、小学校の同級生や学校での出来事などが徐々に思い出されとても懐かしい気持ちになった。
中でも小学校の裏山(400メートルくらい離れたところにある小山)はスキー授業で滑ったところ。1時間かけて雪の中をスキーをつけて道を作りながら歩き、滑るのはいつも2〜3本という、体力と根性をつけるためだけのスキー授業だった。

私は当然スキーは得意だったが、スキー大会では距離競技もあり、そこではいつもギリギリの1位だった。
毎年、石田という同級生と接戦を繰り広げていた。
ランニングの途中少し寄り道をして、今は田んぼのあぜ道になっている状態を眺めながら、その距離競技のコースを時間をかけて思い出していた。当然そこには私の応援に来てくれている母親の姿も思い出された。
負けるのが嫌い、スキーは人よりできるはずだという意地だけで頑張った。
null
その時の母の年齢と私の現在の年齢は程同じ頃である。
私も息子がスキーのポールを始め声援を送っている。その事にいろんな思いが込み上げて来るがもうすぐ母の日(5月9日)、
今年は少し感謝の身持ちを形で表現してみようかな?・・・

私は子供の頃の記憶がかなり鮮明にある方なのでその思い出は良い事も悪い事も大切にしている。
最近は数分前の事を忘れる事が多くなり、余計に昔の記憶しか残らなくなっているのかもしれない・・・まずい・・

皆さんも、もし時間がありましたら昔の通学路歩いてみませんか?・・・