先日11月13日〜15日にかけて、群馬県丸沼スキー場において新潟県中越地区の中学生強化合宿、そして新潟県高等学校スキー部講習会が開催され、私はコーチとして参加してきました。初日は気温も高く、コースもザラメの柔らかいコース状況。初滑りにしては少々難しい状況の中、基本練習を中心に練習がスタートしました。今期のコーチは私と山川純子さん、そして旦那さんの樋口英明さん、そして現役チームアルビレックスの選手佐藤栄一さんと基礎コーチと現役選手が、それぞれのテーマを持ちながら指導にあたった。選手にとっては、いろんな表現を受け入れることになるので、気難しいところもあったと思うが、充実したトレーニングが出来たことであろう。二日目以降は気温が下がり、コースコンディションも上々で、滑走フィーリングも多少引き出せるようになり、それぞれが久しぶりの滑りの感触を確かめていたようだった。自分にとっても今回が初滑り。SL用スキーでの滑り出しのせいか、身体も動きまずまずの感触の中滑ることが出来た。
そして、今回の収穫はコーチングの難しさを改めて感じたことと、丸沼に講習で来ていた岩谷さんとコーチングについて情報交換が出来たことは自分にとって有意義なことでした。私が、高校生1年生の頃、奥只見丸山にて開催されたB級大会で招待選手として滑っていた岩谷さんの滑りは、エッジングの音がまったく無く、風を切る音しか聞こえなかったのを今でも鮮明に覚えている。
世界で戦った実績に加え、常に研究し続ける姿を心から見習うべきであると痛感した時間であった。

さて、今年は新潟(苗場)でインターハイと高校生には、気合の入る年になる。そんな彼らの活躍を、今後も影ながら応援してゆこう。
頑張れ!新潟。