2月28日・3月1日の2日間、週末集中6期を開催しました。今回の担当は豊野・星・渡部の3名でローテーションをしながら担当させていただきました。

 参加していただいた皆さんは1級以上の方が中心となり、初日はショートターンを中心としたトレーニング、2日目はロング・ショート・コブと3つの種目を意識したトレーニングを行いました。

 トレーニングでは、滑りのポイントを明確にし、ショートターンではやや大きめのターンサイズでスキー操作と重心の移動を意識して滑りながら徐々に実践的なリズムに展開するという流れでトレーニングを行いました。

 初めに行った硬いバーンでの横滑り切換えしのトレーニングでは、左右の差や運動の特徴がハッキリ出ていました。そういうズレが実際の滑りの中では大きく滑りを邪魔する事が多いので、自分の課題をしっかり調整しながら滑りを組み立てる事が大切ですね。
上級者ほど、滑りの左右差やわずかなバランスの崩れを調整するだけでどんどん調子はよくなっていくものです。「滑りの調整力」を高めるように自分を客観的に見つめながら滑り込み事が大切なのだと思います。

 3月に入り既に検定にチャレンジされたり、準備を進めている方が多くなっていますが、落ち着いて実際の検定コースに滑りをあわせながら、自分の滑りを組み立てて、自信を持って滑ってください。また、種目は一種目ではないので失敗しても最後まで諦めない強い気持ちを持つ事も大切です。合格目指して頑張ってください。

 今回ご参加いただきました皆さんお疲れ様でした。雪質が変わり春雪になりつつありますが、これからもう一つ調子を上げてゆきたいですね。私はザラメが好きなので、技術選に向けて調子をもう一つ上げれるように頑張ります。