2月9日・10日の2日間、平日企画の「短期集中レッスン5期」を開催しました。今回は平日開催にも関わらず12名(満員)の皆さんにご参加いただきました。今回のレッスンテーマは「ロング&ショート」午前中ロングの基本&実践、午後はショートの基本&実践というリズムでトレーニングを展開しました。比較的すいた平日のゲレンデはコンディションも良く、トレーニングに集中できる環境です。参加者の皆さんも1本1本滑り込みごとに着実に滑りが変化してきました。そんな、感じで初日は順調に滑る事が出来ました。

突然の停電・・・・
そして更に質の高い運動を引出すべくスタートした2日目、午前中は昨日同様にロングターンからの練習。まずは基本練習でスキーへのエッジングとスキーを滑らせる運動を加えるバリエーションからトレーニングを始めました。皆さんまずまず運動感覚を掴みかけ、リフトでもう一本上がって今度は実践・・・と思ってトレーンを始めた瞬間、私の視界に停止しているリフトが・・そして他のリフトも停止。更にゴンドラまでも停止。・・・
これはおかしいと思い途中でトレーンを止めて場内放送に耳を傾けると・・・「停電」のアナウンス、リフト乗場まで100mくらい上部で停止したために、リフトが動かなくてもまだ練習が出来る。そう思い、斜滑降や山回りの基本練習を更に掘り下げて行った。その成果もあり、参加者の運動も明確になり、スキーが滑る。走る。という変化が見られました。

<苗場に集合した電力会社の救援チーム>


その後、午後はミーティング&コンディショニングトレーニングを行い。夏場セミナーで行った復習的な練習を行い。2時過ぎに停電が復旧したため、最後はゲレンデでのトレーニングを再開し、ロング&ショートのベースとなる滑りを確認した。身体と運動感覚を確認した後の為か、また滑りに変化見られました。

とんだ災難の一日でしたが、それが功を奏したところも合ったような気がします。帰宅後、テレビで停電のニュースをみて一時700人がリフトゴンドラに取り残されたとありますが、
現場では混乱は無く、予備電源を使って迅速にリフト乗車している方の救助をしていました。

という事で途中から本日の出来事のリポートになりましたが、今回ご参加頂いた皆さんありがとうございました。また、3月にお時間がありましたらご参加下さい。