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今シーズンの最終企画。「月山キャンプ6期」が終了しました。
今回もゲストコーチに竹節一夫さん、そして豊野、渡部コーチと3名のスタッフで担当させて頂きました。
今回は生憎の雨天でしたが、予想より大きく崩れることなく、初日はリフトが止まる4時過ぎまで、2日目も7本滑り2日間充分に滑る事が出来ました。
月山は少し雨のほうが滑りやすいので、小雨の方が滑る条件はいいですね。

今回も今季のコブレッスンのテーマ「バランス」を意識した基本練習から徐々に発展して更には状況に合わせた滑りまで幅広くトレーニングすることが出来ました。A班、B班、C班の皆さんもそれぞれに集中してトレーニングをして頂き、確実な変化が見えた方々が多かったですね。

そして私は最終コマにA班を担当しましたが、皆さんの最後の最後までチャレンジする気持ちを忘れなかったその意気込みは素晴らしかったです。私もその気持ちに押されて技術選以来のコブアタック!を試みしたが、少し気持ちが空回りして暴走気味の滑りでした。スピードは速かったですがあれでは技術選では点数が出ませんね。でもチャレンジする気持ちが私の中に確実に残っている事は確認できました。
また来年に向かってチャレンジをスタートしたいと思います。

そして、アフターは恒例のおじや選手権!
今回は私も調理に参加した「チームがんばろう茨城!」が優勝しました。シンプルな直球の味付けがよかったようですね。
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そしてミーティング後の飲み会も盛り上がりました。最終回恒例の催し物もあり、神父さんの名演技や皆さんの協力で楽しい時間を過ごす事ができました。ありがとうございました。
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<シーズン終了の挨拶>

今回の6期を持ちまして、リッチフィールドスキースクールの2011シーズンの雪上での全ての活動を終了する事が出来ました。今季も大変多くの皆さんにご参加いただきました。心より御礼申上げます。ありがとうございました。

3月の震災後は「スキーレッスンを開催できる状況ではない」と判断させてして頂き、3つの企画の開催を自粛させて頂きました。そしてその後活動を再開させて頂きました。そんな中多くの皆様からそれぞれの立場の現状をお知らせいただきました。
特に早めにシーズンを終えた方は本当に厳しい状況下にご自分の生活が直面したことと思います。まだまだ復興を現実的に感じる状況ではありませんが、お身体に気をつけて頑張って頂きたいと思います。そしてまた少しでも生活にリズムが出てきた時には、より良い生活のバランスの一つとしてスキーをお楽しみいただければと思います。

今回の出来事を通じて私自身、あらためてスキーを通じて皆様に元気がお届けできるよう努めなければならない事を通感しました。
本当にわずかな力ですが、今後もスキー指導者として襟を正して歩んでゆきたいと思います。皆様どうぞ宜しくお願い致します。

最後になりますが、今シーズンのレッスン中、そしてスキー連盟の行事中に大きなお怪我をされた方々がいらっしゃいました。まずは指導者としてしっかりと反省をすると共に、お怪我をされた方々の順調な回復を心よりお祈りさせて頂きます。

それでは、これにて2011シーズンの結びの挨拶とさせて頂きます。
ご入校いただきました皆様、本当にありがとうございました。

2011年5月30日
リッチフィールドスキースクール 
校長 豊野智広